「しっかり眠ったはずなのに疲れが残る」「日中に急に眠気が来る」と感じる人もいるのではないでしょうか。疲れが抜けないと翌日のパフォーマンスも低下しやすくなり、必要以上にエネルギーを消費して、さらに疲れがたまってしまう場合も。疲れが抜けないその原因、じつは自律神経や日常の習慣が大きく影響している可能性があります。そこで、本記事では疲れを翌日に残さない「自律神経の切りかえ習慣」をお伝えします。※本記事はあんしん漢方の監修記事になります。
寝たのに疲れが残るのがつらい…
寝ても疲れが抜けない主な要因のひとつに、「自律神経の乱れ」が考えられるでしょう。自律神経は日中の活動時に優位になる交感神経と、休息時に優位になる副交感神経がバランスをとりながら働いています。
しかし、仕事や家事、育児など生活の負担が増え、ストレスや生活リズムの乱れが続くとこの切りかえがうまくいかず、夜になっても体が休まらない状態に陥ることがあります。
このように、日常生活のなかで「休むべき時間」に交感神経が優位になってしまうと、睡眠の質が下がり疲労感が残る原因になり得るのです。
今日からできる疲れを翌日に残さない習慣
毎日忙しいと日ごろの睡眠にまで意識を向けられないことも多いですよね。しかし、良質な睡眠は健康的な生活を送るうえでは欠かせません。まずは、生活習慣を少し意識するところから始めてみましょう。
たんぱく質を“ちょい足し”して回復の土台を作る
日中のだるさや眠気に悩むとき、まず意識したいのが栄養面です。たんぱく質は体の細胞を修復し、エネルギー代謝を支える重要な栄養素で、不足すると疲れやすさが増して回復力が落ちることがあります。
たんぱく質は肉や魚、卵だけでなく、豆腐や納豆、ヨーグルトなどにも含まれています。ふだんの食事にも“ちょい足し”しやすい食品が多いので、朝食や昼食に少し意識して加えてみましょう。
カフェインは“時間を決めて”眠りを守る
カフェイン摂取による効果は目覚めや仕事中の集中には役立ちますが、夜の睡眠の質には影響を与えることが研究で明らかになっています。就寝直前や夕方以降のカフェインは、深い睡眠を妨げる可能性があるため、時間を決めてコントロールすることが大切です。
コーヒーやエナジードリンクは午後は控えめにし、カフェインレスの飲みもの(白湯やデカフェ、ハーブティーなど)におきかえてみましょう。
入眠の準備は“90分前から”小さく始める
“眠りスイッチ”をオンにするには、就寝90分前から体と心を休息モードに切りかえる習慣を作ることがポイントです。照明を暗めにし、スマホやパソコンなどブルーライトを避け、ゆったりしたストレッチや深呼吸を行ってみましょう。深い呼吸によって副交感神経が優位になり、自然な入眠の準備が整いやすくなります。
このように、眠る前の流れを作ることで、体が「休む時間」と認識しやすくなり、睡眠の質向上に効果が期待できます。
自律神経の悩みには漢方薬という選択肢も
自律神経を整えて質の高い睡眠をとるには、漢方薬の服用もおすすめです。体質に合わせて漢方薬を選ぶことは、心と体の不調に根本からアプローチすることになるので、よりよい睡眠リズムを整える手助けとなるでしょう。
<自律神経の悩みにおすすめの漢方薬>
・酸棗仁湯(さんそうにんとう):心身ともに疲れているのに眠れない人におすすめです。ストレスや過労による神経の興奮や緊張を和らげて、睡眠の質の向上に働きかけます。
・加味帰脾湯(かみきひとう):血行をよくし、栄養を体に行き渡らせることで心と体を元気にし、睡眠の質の向上に働きかけます。疲れ過ぎて眠れない人におすすめです。
漢方薬は、その人の状態や体質に合ったものを選ぶことが重要です。うまく合っていないと十分な効果を得られず、場合によっては副作用が生じることもあります。
自分にぴったりな漢方薬を見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめ。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、相談してみるのもいいでしょう。漢方に精通した薬剤師があなたに適した漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれますよ。

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