「何もしないスキンケア」という言葉を、SNSなどで見かけたことはありませんか。スキンケアをしすぎず、肌への刺激を減らす考え方として注目されていますが、肌質や季節によって合う・合わないがあります。この記事では、何もしないスキンケアとは何か、スキンケアの順番、日焼け止めとの関係、失敗しないコツをやさしくまとめます。毛穴が気になる方は、毛穴ケア美容液の選び方とおすすめの使い方もあわせてご覧ください。
何もしないスキンケアとは?
何もしないスキンケアとは、化粧水や美容液などを何本も重ねたり、洗いすぎたりせず、肌に触れる回数や使うアイテムを減らす考え方のことです。
「何もしない」といっても、洗顔や日焼け止めまでやめる、という意味ではないことが多いようです。人によって意味の捉え方が違うため、自分の肌の状態を見ながら、取り入れてみましょう。
スキンケアの順番の基本
スキンケアの順番は、一般的に次のようにいわれています。
- 朝:洗顔(ぬるま湯や洗顔料)→ 保湿(化粧水・乳液など)→ 日焼け止め
- 夜:メイクや日焼け止めを落とす → 洗顔 → 保湿(化粧水・美容液・乳液やクリームなど)
何もしないスキンケアを試す場合は、この中から「肌に合うものだけを残す」と考えると、無理がありません。
何もしないスキンケアと日焼け止め
何もしないスキンケアを試す場合でも、日焼け止めは別に考える人が多いです。紫外線は、肌にさまざまな影響を与えるといわれているためです。
- 日焼け止めは、塗ったあと、きちんと落とすことが大切です
- 敏感肌の方は、少量で試して、肌に合うか確認する
- 日焼け止めを使う日は、夜の洗顔でしっかり落とす
日焼け止めの選び方や使い方は、肌の状態によって異なります。肌に不安があるときは、皮膚科医に相談してください。
何もしないスキンケアで失敗しない3つのコツ
何もしないスキンケアで失敗しないために、次の3つを意識してみましょう。
1. 洗いすぎない・こすらない
洗顔のときは、泡で包むように、やさしく洗います。ごしごしこするなど、摩擦が多いと、肌への刺激になることがあります。
2. 保湿は肌の状態に合わせて調整する
乾燥しやすい人が、何もつけないでいると、つっぱりやかさつきを感じることがあります。肌の状態を見ながら、保湿を足したり、減らしたりしましょう。
3. 変化を感じたら、続けずに見直す
赤み、かゆみ、ひりつきなどを感じたら、無理に続けず、使うものを見直しましょう。
何もつけないスキンケアが合わないこともある
「何もつけないスキンケア」は、すべての人に合う方法ではありません。特に、乾燥肌の方や、季節の変わり目で肌が乾燥しやすい時期は、何もつけないことで、肌が乾燥してつらく感じることもあります。
病院の資料では、乾燥肌のケアのポイントとして、乾燥の程度に合った保湿剤を使い、すり込まずに優しく塗ることなどがあげられています。くわしくは、牛久愛和総合病院の生活習慣病教室「スキンケアについて」もご覧ください。
肌質別のスキンケアの考え方
乾燥肌のスキンケア
乾燥肌の方は、洗いすぎに注意し、保湿を大切にします。入浴後は、早めに保湿をするとよいといわれています。
脂性肌のスキンケア
脂性肌の方は、皮脂が気になって洗いすぎてしまうことがあります。洗いすぎると、かえって乾燥につながることがあるため、洗顔料の量や回数を見直し、軽めの保湿を取り入れてみましょう。
インナードライのスキンケア
インナードライとは、表面はべたつくのに、肌の内側が乾燥しやすい状態のことをいいます。皮脂が気になっても、保湿は続け、油分の多すぎないものを選ぶなど、バランスを意識しましょう。
敏感肌向けのスキンケアを選ぶとき
ミノンのように、敏感肌や乾燥肌向けに作られた、低刺激をうたうスキンケアブランドもあります。ただし、合う・合わないには個人差があります。新しいアイテムを使うときは、腕の内側などで、パッチテストをしてから使うと安心です。
こんなときは皮膚科に相談を
- 赤み、かゆみ、ひりつきが続くとき
- ニキビや湿疹がひどくなったとき
- 市販のスキンケアを変えても、肌の不調が改善しないとき
自己判断で続けず、皮膚科医に相談してください。
食事と睡眠も、肌の健康の一つ
スキンケアだけでなく、睡眠や食事も、肌の状態に関係するといわれています。休み方については、「疲れたら寝る」正しい休み方を、食事については、栄養バランスの整え方|毎日の食事の基本を解説をご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 何もしないスキンケアは、本当に何もしなくていいですか?
洗顔や日焼け止めまでやめるという意味ではないことが多いです。肌の状態を見ながら、必要なものだけを残す考え方として捉えましょう。
Q. 何もしないスキンケアで失敗するのは、どんなときですか?
乾燥して、つっぱりやかさつきを感じるときや、肌に赤みが出たときなどです。その場合は、続けずに見直してください。
Q. スキンケアの順番は、必ず守る必要がありますか?
一般的な順番はありますが、肌質や使うアイテムによって調整して大丈夫です。迷うときは、薬剤師や皮膚科医に相談してください。
Q. インナードライの場合、保湿はしないほうがいいですか?
皮脂が気になっても、保湿は必要といわれています。軽めのものから試してみましょう。
まとめ
何もしないスキンケアは、肌への刺激を減らす考え方の一つですが、すべての人に合うわけではありません。洗いすぎず、保湿は肌の状態に合わせて調整し、日焼け止めは続けるなど、無理のない形で取り入れてみましょう。
肌の不調が続く方、敏感肌の方は、自己判断せず、皮膚科医や薬剤師に相談してください。
出典・参考:
- 牛久愛和総合病院「第77回 生活習慣病教室「スキンケアについて」」 https://www.jojinkai.com/ushiku/wp-content/uploads/sites/2/2021/05/第77回生活習慣病教室.pdf
更新日: 2026年10月25日
※本記事は一般的な情報の紹介であり、個別の診断・治療や、特定の効果を保証するものではありません。肌質や体調によって、合う・合わないがあります。

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